夏企画第2弾:税理士の先生によるzoom講演会を終えて…
ほとんどの小中高では
夏休みはもうとっくに終了している8月30日(日)。
そんな夏の終わりの第2弾企画zoom講演会には
税理士の先生に子どもたちに向けての
「お金を稼ぐには。」について
講演をして頂きました。
私がオファーをした理由には
マイティ生が発する言葉に興味を抱いたからです。
“What do you want to be when you grow up?“
" I want to be a millionaire."
" I want to earn a lot of money."
" I want to be a YouTuber,"
など、お金に関する将来の夢をよく聞いていました。
お菓子作りが好きだからパティシエになりたい。
プロ野球選手になりたい。
医師になりたい。
こういった職業には、
わかりやすくしかも身近に
いいお手本の大人たちがたくさんいます。
お店や病院、テレビなど子どもたちの社会の中で出会えます。
しかし、なりたい職業が想像出来ない子どもたちも
たくさんいると思います。
また、私自身、将来の職業は
自分で作り出すことも可能だと思っているので
子どもたちに目に見えないものに対して
また自分の未来に対して
どうやってモチベーションを保ち
この成長期のお手伝いが出来るか。
学校の勉強を目の前に
塾の勉強を目の前に
勉強する意味に疑問を持つ時期もあります。
強いられる勉強のしんどさ
報酬が見えない子どもたちの勉強の世界は
大人の報酬の見える仕事の世界とは違うなあ…
子どもたちの目線に立った時
分かりやすい未来の自分への
「ワクワクすること」「面白いこと」が必要だ!!
と大人の責任として感じました。
「分かりやすい!」=「数字・絵/写真!」
そう思うといてもたってもいられず
直ぐ顔が浮かんだ、そして何より頼みやすい(笑)
税理士さんに声をかけ、強引にお願いし、
彼が算出してくれた数々の数字をベースに
勉強時間に比例して得ていくもの(資格など)
収入、年収、実際に使えるお金、
それらの価値やそして大事な税金(さすが!)まで
詳しく語って頂きました。
年収1000万円は税金が250万円で手取り収入は750万円になる。
大人では当たり前に知っていること。
でも子どもたちは知りません。
租税教室があるので「税金」については小学高学年生なら
なんとなく知っていても、自分の生きている時間の中で
税金を意識するときは消費税くらいかな。
まず、年収が増えると税金も増えることにびっくりしている
子どもたちの表情が良かった!!!!
そこから自由になるお金を算出し、実際にできることを可視化し
分かりやすく男の子の好きな車を例に出して説明してもらったり
旅行費用はこれくらいかかるなど
中学生にも数字がリアルで
zoom中のプライベートチャットに
「ワクワクする!」と打ってきた生徒も。
実際に頑張ってきた大人の人の言葉一つ一つには
重みがあり、心にも残り夢も与えてもらえます。
この度のテーマは「お金を稼ぐには」なので、
具体的に1000万円以上稼ぐにはを題材に
今しておいた方がいいことを語ってもらい、
そして大切な
人と比べない、勉強ができること、お金を稼いでいること、
スポーツができること=偉いことにつながらない。
お金を支払うときに偉そうな態度になってはいけない。
などの大事な徳のある大人への道標も語ってもらえた
本当にいい時間でした。
私のお気に入りの言葉は
税金は「日本で暮らすための会費」。
いち、納税者として
社会科で習う国民の3大義務のひとつの
この納税の大切さとその恩恵
改めて、
税金は「引かれるものではなく納めるもの」
の言葉も私にはジーンと響いています。(反省も込めて笑)