Mighty Birds ENGLISH Blog.

マイティバーズ・イングリッシュスクールでの英語学習と子どもたちの成長記録

大学入試に必須のリスニング力

来年度より新大学共通テストが開始します。

その一番の違いはリスニングの配点。

従来のセンター試験50点満点に対し、倍の100点満点。従来の筆記試験は200点満点に対し、新テストは100点。いかにリスニングの力が試されるか分かります。

 

私が学んだ中に印象的な言葉があります。

「8歳で耳が完成する。」

要するに、8歳からは母語(日本語)が確立され、聞こえるもの全てを母語に変換する機能が定着する。

そこから英語を聞いても、別言語と捉えず、一旦全てを母語に変換するようになるということだと解釈しています。

 

私自身も経験があります。17歳の頃の留学中の実体験としては、四六時中英語のみの環境で、一切日本語を聞かない、話さない環境下に自分が置かれると、聞こえる言語を日本語に変換しようという事すら思わなくなるのです。聞こえる言語のまま、その時は英語でしたので英語のみで理解しようとします。

また帰国直後は聞こえる言語がすぐ日本語とは分からず、耳も慣れず、知らない言語の会話が音楽のように流れている感覚でしたが、しかしやはりそこは母語。ずっと聞いていなかった日本語でも、ふと、あ!関西弁だ!と、方言まで分かるのです。身についている母語の強さを感じました。

また不思議なことに、英語から離れる歳月が経過すればするほど、リスニング力は衰えます。日本語は衰えなかったのには、0歳から聞いている母語の強さではないかと感じています。幼少期に外国に住み、帰国後にその言語を忘れてしまうのは自然の流れで、バイリンガルが大人になっても定着している人たちは相当な保護者の方々の努力と本人の努力の賜物だと思います。

 

中学生から英語を始めても英語を聞き取れるようにはなるので、大学受験には間に合うと思います。私が考える条件としては、英語が好きで英語を聞き取ろうと努力すること。聞いてきた量や質も重要だと思います。嫌いから入ってしまった場合、聞いておけば耳慣れするはずだったリスニング力が無気力状態のために身に付けれず。。という難点もあるのが、教科から始まった英語だと思います。

 

幼い頃から聞き慣れているとあとが楽だというのは、そういった未来を見据えての保護者の方々の思いが、お子さまへの幼児英語教育に繋がっているのだと思います。何がなんだか分からない時期から聞いて楽しいと思える英語を聞き、「嫌い」というマイナス感情のない英語から、順を追って、気付けば中高生へと成長もし、英語が勉強として定着する。英語の勉強が当たり前になる。よくある「なんで日本にいて日本語が通じるのに英語なんて勉強しなきゃいけないの?」「Google翻訳があるから大丈夫」という理屈をいう年齢になっても、結局勉強をするのは、幼い頃から英語が慣れている子達かなあと、長い経験上思います。

 

 

大学受験までまだまだだと、未就学児童期は特に思うと思いますが(日本語のおぼつかなさが愛おしく可愛い盛りですし)

勉強が積み重ねなら、リスニング力もまた積み重ねです。

 

 

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